犬のオシッコやフンは特殊清掃業者に依頼すべき!その理由と料金を紹介

2026.01.05(公開日)
2026.01.05(最終更新日)
犬のオシッコやフンは特殊清掃業者に依頼すべき!その理由と料金を紹介
この記事で分かること

✔ 犬のオシッコやフンの清掃が自分では難しい理由

✔ 犬のオシッコやフンの完全清掃方法

✔ 犬のオシッコやフンの清掃を特殊清掃業者に依頼した時の料金相場

犬は大切な家族の一員ですが、糞尿トラブルが長期間続くと、住環境や建物そのものに深刻なダメージを与えることがあります。

「何度掃除しても臭いが取れない」

「床や壁に染みついてしまった気がする」

と感じている場合、それはすでに通常清掃の範囲を超えている可能性があります。

私たちステップワンではペットの特殊清掃も行っております。

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本記事では、犬の糞尿問題においてなぜ特殊清掃が必要になるのか、その判断基準や作業内容、料金相場までを詳しく解説します。

目次

犬のオシッコやフンは清掃が難しい

犬の糞尿による汚れは、一見すると生活上の軽い汚れに思われがちですが、実際には建材や空間全体に深刻な影響を及ぼすケースも少なくありません。ここではその本質的な問題点を解説します。

犬の糞尿が部屋に与えるダメージとは

犬の尿にはアンモニアや細菌が多く含まれており、床材や壁紙に染み込むと腐食や変色、悪臭の原因になります。

特にフローリングやクッションフロアは、表面だけでなく下地材まで尿が浸透しやすく、放置すると床鳴りや腐敗を引き起こすこともあります。

また糞便には大腸菌などの病原菌が含まれる可能性があり、衛生面でも大きなリスクとなります。

なぜ時間が経つほど清掃が難しくなるのか

糞尿は時間の経過とともに乾燥・酸化し、臭い成分が建材内部に固定化されていきます。

この状態になると、市販の洗剤や消臭スプレーでは表面的な臭いしか取れず、湿気や気温の変化によって再び悪臭が立ち上る「臭い戻り」が起こりやすくなります。

犬のオシッコやフンで特殊清掃が必要になる状況

すべての糞尿トラブルで特殊清掃が必要なわけではありませんが、以下のような状況では専門業者への依頼が現実的な選択となります。

長期間放置されていた多頭飼育の現場

多頭飼育では排泄量が多く、清掃が追いつかないケースが頻発します。

床一面に尿が染み込み、アンモニア臭が建物全体に広がっている場合、通常清掃では対応できず、床材の撤去や強力な消臭作業が必要になります。

認知症・高齢者世帯で世話が行き届かなかった場合

高齢者や認知症の方が犬を飼育している場合、排泄物の処理が十分に行えず、気づいたときには重度汚染になっていることがあります。このような現場では、衛生面・安全面の観点からも特殊清掃が不可欠です。

留守中・病気・入院などで世話ができなかったケース

飼い主の入院や急病、長期不在によって犬の排泄物が室内に溜まってしまうケースもあります。

短期間であっても、密閉空間では臭気が急激に強まるため、専門的な消臭・除菌が必要になることがあります。

犬が亡くなってしまい、糞尿と死臭が混在している現場

犬の死後、体液や死臭が糞尿と混ざると、臭気レベルは一気に上がります。

この場合はペットの死臭対応を含めた高度な特殊清掃が必要となり、原状回復まで見据えた対応が求められます。

自分での清掃が難しい理由と限界

「できるだけ費用をかけず、自分で掃除したい」と考える方は少なくありません。

しかし、犬の糞尿トラブルが一定以上進行している場合、自力清掃には明確な限界があります。

ここでは、なぜ個人での対応が難しいのか、その理由を具体的に解説します。

市販洗剤・スチーム清掃で取れない理由

市販の洗剤やアルコール、重曹、スチームクリーナーは、表面に付着した汚れや一時的な臭い軽減には効果があります。

しかし、犬の尿に含まれるアンモニア成分や有機物は、床材の継ぎ目や壁紙の裏、下地材にまで浸透していることが多く、表面処理だけでは原因物質を除去できません。

さらに、スチームや水拭きによって水分が加わると、かえって臭気成分が再活性化し、「掃除した直後は大丈夫でも数日後に臭いが戻る」現象が起こりやすくなります。

床下・壁内部に染み込んだ汚れの怖さ

糞尿が床下や壁内部にまで到達すると、臭いの問題だけでなく、建物そのものへのダメージが発生します。

尿が染み込んだ下地材や断熱材は、湿気を含みやすくなり、カビの発生や木材の腐食、害虫の温床になることもあります。

この段階になると、清掃だけでは対応できず、部分解体や建材の交換を前提とした作業が必要になります。

誤った清掃で被害を拡大させるケース

自己流の清掃によって、被害を広げてしまうケースも少なくありません。

強力な洗剤を大量に使用した結果、床材や壁紙が変色・劣化してしまったり、十分な換気を行わずに作業して臭気が別の部屋へ拡散してしまうこともあります。

また、臭いを隠す目的で芳香剤や消臭スプレーを多用すると、糞尿臭と混ざった不快な複合臭になり、後からの特殊清掃がより難しくなる場合もあります。

精神的・身体的な負担も大きい

強いアンモニア臭や汚染状況の中での作業は、想像以上に精神的・身体的な負担がかかります。

長時間の作業で体調を崩したり、強烈な臭いがトラウマになる方もいます。

無理に自分で対処しようとせず、一定以上の汚染が疑われる場合は、早い段階で専門業者に相談することが結果的に負担を軽減する近道となります。

犬の糞尿清掃で特殊清掃業者が行う作業内容

犬の糞尿による汚染は、表面を拭き取るだけでは根本的な解決になりません。

特殊清掃業者は、見た目の汚れだけでなく、臭気・菌・建材内部への浸透までを前提に作業を行います。

ここでは、一般的な犬の糞尿清掃で実施される主な工程を詳しく解説します。

汚染物の撤去・糞尿の完全除去

最初に行われるのが、糞尿や汚染された敷物、ペットシーツ、カーペット、クッション材などの撤去作業です。

糞尿は乾燥すると臭いが弱くなったように感じますが、内部ではアンモニア成分や雑菌が残り続けています。そのため、再発防止の観点からも物理的に除去できるものは徹底的に撤去します。

強力な除菌・消毒作業

次に、糞尿が付着していた床や壁、巾木、建具などに対して、業務用の除菌・消毒剤を使用します。

犬の糞尿には大腸菌や寄生虫卵などが含まれている可能性があり、家庭用洗剤では完全に死滅させることができません。

特殊清掃では、安全基準を満たした薬剤を適切な濃度で使用し、衛生面のリスクを根本から取り除きます。

床・壁・天井への洗浄処理

糞尿が長期間放置されていた場合、床材の表面だけでなく、壁紙の裏や床下地、場合によっては天井付近まで臭気が回っていることがあります。

特殊清掃業者は、状況に応じて高圧洗浄や薬剤洗浄を使い分け、素材を傷めない範囲で徹底的な洗浄を行います。

オゾン脱臭・薬剤消臭による完全消臭

最後に行われるのが、オゾン脱臭機や業務用消臭剤を用いた脱臭工程です。

犬の糞尿臭はアンモニア臭だけでなく、雑菌由来の複合臭となっているため、表面処理だけでは消えません。

オゾン脱臭では、臭いの原因分子そのものを分解し、空間全体を無臭に近づけます。

犬の死臭にも特殊清掃が必要な理由

犬が室内で亡くなった場合、その現場は通常のペット清掃では対応できないレベルの汚染になることがあります。

特に発見までに時間がかかったケースでは、糞尿と死臭が混ざり合い、強烈な臭気を放つ危険な環境となります。

ペットの死臭はなぜ強烈なのか

犬の死臭は、体内の腐敗によって発生するガスや体液が原因です。

人と同様に、腐敗が進むとアンモニアや硫黄化合物などの強烈な臭気成分が発生し、短時間で室内全体に拡散します。

さらに犬の場合、床に近い位置で亡くなることが多く、体液が床材に直接浸透しやすい点も臭いが残りやすい要因です。

糞尿+死臭が重なった現場の難易度

糞尿汚染がある室内で犬が亡くなると、臭気は単一ではなく複合臭となります。

この状態では、市販の消臭剤や換気ではほぼ効果がありません。

特殊清掃では、汚染箇所の除去、除菌、消臭を段階的に行うことで、初めて原状回復が可能になります。

原状回復まで対応できる業者の重要性

犬の死臭が発生した現場では、清掃だけでなく、床材の張り替えや部分的なリフォームが必要になることもあります。

特殊清掃からリフォームまで一貫して対応できる業者に依頼することで、作業のやり直しや費用の二重発生を防ぐことができます。

ペットの死臭は想像以上に強く、一般的な消臭では対応できません。

ペットの死臭はなぜ強烈なのか

動物の死後、体内で腐敗が進むと強烈な腐敗臭が発生します。体が小さくても、密閉空間では臭気がこもりやすいのが特徴です。

糞尿+死臭が重なった現場の難易度

糞尿臭と死臭が混在すると、臭気の種類が複雑化し、除去難易度が格段に上がります。

原状回復まで対応できる業者の重要性

消臭だけでなく、必要に応じてリフォームまで対応できる業者を選ぶことで、再発リスクを抑えられます。

犬の糞尿による特殊清掃の料金相場

料金は汚染レベルや作業範囲によって異なります。以下は目安です。

汚染レベル内容料金相場
軽度表面清掃・1部屋30,000円〜80,000円
中度床・壁に浸透80,000円〜200,000円
重度多頭飼育・死臭あり200,000円〜

料金が高くなる要因とは

作業日数、消臭回数、建材撤去の有無などが費用に大きく影響します。

ペットの特殊清掃については以下記事でも詳しく紹介しています。

ペット消臭の特殊清掃事例紹介

今回の事例は孤独死が起きたお部屋の清掃もありましたので、清掃料金が高額となりましたが、ペット消臭や清掃だけであれば完全消臭まで行っても比較的安価に抑えることができます。
また、退去日が迫っている場合でも即日対応で迅速に対応が可能です。

猫ちゃんを多頭飼いされたまま孤独死した状態で発見されたお部屋の特殊清掃でございました。
糞尿が広範囲に広がっていて臭いも染みついていたため、オゾン脱臭機を使用して臭いの元から完全消臭をいたしました。

間取り3LDK
作業日数10日間
料金50万円

茨城県のアパートでのペット多頭飼い現場特殊清掃

まとめ

犬の糞尿トラブルは、軽度であれば自力対応も可能ですが、長期間放置された場合や死臭が絡むケースでは特殊清掃が不可欠です。

無理に自分で対処せず、専門業者に相談することで、安全かつ確実に原状回復を目指すことができます。