特殊清掃のオゾン脱臭の費用はどのくらい!?オゾン脱臭機で完全消臭にかかる時間は?

2026.01.02(公開日)
2026.01.03(最終更新日)
特殊清掃のオゾン脱臭の費用はどのくらい!?オゾン脱臭機で完全消臭にかかる時間は?
この記事で分かること

✔ オゾン脱臭が必要な現場の特徴

✔ 特殊清掃現場でオゾン脱臭が必要な理由

✔ オゾン脱臭の料金相場

特殊清掃を検討する場面では

「本当に臭いは消えるのか」

「どのくらい費用がかかるのか」

「作業は何時間、何日必要なのか」

といった不安を多くの方が抱えています。

中でも、死臭や腐敗臭といった強烈な臭いに対して高い効果があるとされるのがオゾン脱臭です。

私たちステップワンでもオゾン脱臭機を使用し、死臭や腐敗臭、ペット臭を完全消臭できます。

お悩みの方はお気軽にご相談ください。

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本記事では、特殊清掃で用いられるオゾン脱臭の仕組みや効果、必要になるケース、費用相場、作業時間の目安、実際の作業工程までを詳しく解説します。

これから特殊清掃を依頼しようと考えている方が、安心して判断できる情報を網羅的にお伝えします。

目次

特殊清掃で使われるオゾン脱臭とは?

特殊清掃におけるオゾン脱臭とは、オゾンの強力な酸化力を利用して、臭いの原因物質そのものを分解・除去する脱臭方法です。

一般的な芳香剤や消臭スプレーのように「臭いを覆い隠す」のではなく、根本から無臭化する点が大きな特徴です。

オゾンの仕組み

オゾンは酸素分子(O2)に酸素原子が1つ結合した不安定な物質で、強い酸化力を持っています。この性質により、臭いの原因となる有機物や細菌、ウイルスを酸化分解し、無害な物質へと変化させます。

死臭や腐敗臭は、アミン類や硫黄化合物など複雑な成分で構成されていますが、オゾンはそれらを分子レベルで分解することが可能です。

なぜ死臭や腐敗臭に強いのか

死臭や腐敗臭は、時間の経過とともに建材や家具、壁紙、断熱材などに深く染み込みます。

オゾンは気体であるため、目に見えない隙間や素材の内部にまで浸透し、臭いの元に直接作用します。この「浸透力の高さ」が、他の消臭方法では対応できない強烈な臭いに対して効果を発揮する理由です。

一般的な消臭方法との違い

薬剤散布や燻蒸は、即効性がある一方で、臭いの原因が残っていると再発するリスクがあります。

オゾン脱臭は、原因物質を分解するため再発リスクが低く、特殊清掃の最終工程として採用されることが多いのが特徴です。

オゾン脱臭が必要になる主なケース

オゾン脱臭は、通常の清掃や簡易的な消臭では対応できない現場で特に必要とされます。

孤独死による死臭や腐敗による強烈な死臭

孤独死現場では、発見までに時間がかかることが多く、腐敗が進行した死臭が室内全体に充満します。

体液が床や壁に浸透している場合、オゾン脱臭を併用しなければ完全消臭は困難です。

血液や体液の浸透による残留臭

血液や体液がフローリングや畳、コンクリートに染み込むと、表面清掃だけでは臭いが残ります。

オゾンは素材内部に浸透し、残留臭の除去に効果を発揮します。

ゴミ屋敷やペット屋敷の悪臭

長期間放置されたゴミや排泄物による臭いも、複合臭となり除去が困難です。

オゾン脱臭は、複数の臭気成分を同時に分解できるため、ゴミ屋敷清掃後の仕上げに適しています。

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火災やタバコ、カビ臭の除去

火災後の煤臭やタバコ臭、カビ臭などもオゾン脱臭の対象です。

これらの臭いは建材内部に残りやすく、オゾン処理によって初めて解消されるケースもあります。

ハウスクリーニング業者では完全消臭できない理由

一般的なハウスクリーニング業者は、専門的な脱臭機材や知識を持たないことが多く、強烈な臭いには対応できません。

特殊清掃業者だからこそ、適切なオゾン濃度管理と安全対策を行いながら作業が可能です。

特殊清掃におけるオゾン脱臭の費用相場

オゾン脱臭の費用は、作業範囲や臭気の強さ、作業時間によって大きく異なります。

オゾン脱臭のみの費用相場

作業内容費用相場
1R・1K30,000〜80,000円
1LDK〜2DK60,000〜150,000円
3LDK以上120,000円〜

特殊清掃+オゾン脱臭のセット料金相場

作業内容費用相場
体液除去+オゾン脱臭120,000〜300,000円
解体作業込み300,000円〜

追加料金が発生するケース

臭いが強く複数回のオゾン処理が必要な場合や、解体範囲が広がった場合は追加費用が発生します。

費用が高くなる現場の特徴

発見までに時間が経過している現場、床下や壁内部まで汚染が広がっている現場は、費用が高額になる傾向があります。

オゾン脱臭にかかる時間の目安

オゾン脱臭に要する時間は、「臭いの強さ」「汚染の範囲」「空間の広さ」「建材への浸透度合い」によって大きく異なります。

軽度な臭気であれば短時間で完了するケースもありますが、特殊清掃が必要な現場では半日〜数日単位の作業になることも珍しくありません。

ここでは、現場別に見たオゾン脱臭の時間目安を詳しく解説します。

一般的な作業時間の目安

臭気が比較的軽度な場合(タバコ臭や生活臭レベル)では、オゾン脱臭機を数時間稼働させることで改善が見られるケースがあります。

一方、孤独死や腐敗が発生した現場では、最低でも8〜12時間程度の連続稼働が必要になることが一般的です。

特に、体液や腐敗臭が床・壁・天井にまで広がっている場合、表面的な処理だけでは不十分であり、時間をかけてオゾンを空間全体に行き渡らせる工程が不可欠となります。

24時間以上の連続稼働が必要になるケース

発見までに数日〜数週間以上経過している場合や、死臭が壁紙や断熱材、床下まで浸透している現場では、24時間以上、場合によっては48〜72時間以上のオゾン処理が必要になることがあります。

このようなケースでは1回の処理で完全消臭に至らず、段階的に複数回実施することで臭気を徐々に分解していきます。

臭い残りを防ぐための「浸透ポイント」

オゾン脱臭の成否を分けるのは、オゾンが臭気の発生源にどれだけ到達できるかです。

家具裏、巾木の内部、押し入れ、天井裏、換気扇ダクトなど、空気が滞留しやすい箇所までオゾンを行き渡らせることで、脱臭効果と再発防止効果が高まります。

実際のオゾン脱臭の流れ

オゾン脱臭は、単に脱臭機を稼働させるだけの作業ではありません。

事前準備から仕上げまで、段階的に工程を踏むことで初めて「完全消臭」に近づきます。
ここでは、特殊清掃現場におけるオゾン脱臭の具体的な流れを、実務ベースで解説します。

①現場調査(臭気レベルの測定)

最初に行うのが現場調査です。臭いの種類(死臭・腐敗臭・カビ臭など)や強度、発生源の位置を確認し、必要なオゾン濃度や稼働時間を判断します。

この工程を省略すると、過不足のある処理となり、臭い残りや再発の原因になります。

②汚染物質の除去(体液・血液など)

オゾン脱臭の前に必ず行うべき工程が、臭いの元となる汚染物質の物理的除去です。

体液や血液、腐敗物が残ったままでは、どれだけオゾンを充満させても完全消臭はできません。
床材の剥離や部分解体を伴う場合もあり、ここが特殊清掃の中核工程となります。

③薬剤洗浄・除菌

汚染物を除去した後は、専用薬剤による洗浄・除菌を行います。

これにより、細菌や微生物の繁殖を抑え、オゾンが臭気成分の分解に集中できる環境を整えます。

④オゾン脱臭機の設置・濃度調整

部屋の広さや天井高、密閉性に応じてオゾン脱臭機を設置し、適切な濃度に調整します。

濃度が低すぎると効果が出ず、高すぎると安全面のリスクが高まるため、専門知識が不可欠な工程です。

⑤オゾン処理(数時間〜24時間以上)

無人状態でオゾンを充満させ、臭気成分を酸化分解します。

強烈な死臭の場合は、途中で一度換気を挟み、複数回に分けて処理を行うケースもあります。

⑥換気・再測定

オゾンは一定時間で酸素に戻りますが、安全のため十分な換気を行います。その後、臭気を再確認し、必要に応じて追加処理の判断を行います。

⑦必要に応じて追加脱臭・仕上げ作業

臭いがわずかに残る場合は、部分的な追加オゾン処理や消臭剤による仕上げを行い、人が生活できるレベルまで環境を回復させます。

オゾン脱臭で完全消臭するためのポイント

オゾン脱臭は非常に強力な消臭手段ですが、「どんな現場でも100%消える」という万能な方法ではありません。

完全消臭を実現するためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。

部屋を密閉できるかで効果が大きく変わる

オゾンは気体であるため、空間に留まることで効果を発揮します。窓や隙間が多い状態ではオゾンが逃げてしまい、十分な濃度を保てません。
養生や目張りを行い、意図的に密閉環境を作ることが脱臭効果を左右する重要要素となります。

オゾン量(濃度)と広さのバランスが重要

「強い臭い=高濃度にすれば良い」というわけではありません。部屋の体積に対して適切なオゾン量を設定することで、効率的かつ安全に脱臭を行うことができます。

この判断は経験値が必要で、業者選定の重要なポイントとなります。

オゾン処理だけでは不十分なケース

体液が床下や壁内部に深く浸透している場合、オゾン脱臭のみでは限界があります。

この場合は、建材の部分解体や交換とオゾン脱臭を組み合わせることで初めて完全消臭が可能になります。

オゾン脱臭でも消えない臭いの特徴

以下のような臭いは、オゾン単体では除去が難しい傾向があります。

・腐敗液が断熱材まで到達している
・長期間放置され、建物全体に染み付いた臭い
・木材や畳に深く浸透した腐敗臭

このような場合、「消臭」ではなく「除去・交換」まで含めた判断が必要です。

まとめ

オゾン脱臭は、特殊清掃において非常に有効な消臭方法ですが、適切な工程と専門知識がなければ十分な効果は得られません。

費用や時間は現場によって異なるため、必ず事前に現地調査と見積もりを行い、信頼できる業者に依頼することが重要です。