特殊清掃で起こるトラブルとは!?トラブル事例や回避方法を紹介
2025.12.07(最終更新日)
✔ 特殊清掃の依頼でトラブルを防ぐ方法
✔ 優良な特殊清掃業者の選び方
✔ 実際のトラブル事例
孤独死や事故死が起きた物件などの現場を原状回復する特殊清掃は、一般的なハウスクリーニングとは異なり、専門技術・薬剤・防護体制が必要な高度な作業です。
しかし、特殊清掃の知識を持っている一般の方は多くなく、「何をするのか?」「料金は?」「どこまでやってくれる?」とイメージが曖昧なまま依頼されるケースが大半です。
その結果、見積額が予想以上に高くなる・消臭が不十分で臭いが戻る・遺品整理で大切な貴重品が処分される・近隣からクレームになるなど、依頼者と業者間でトラブルが発生します。
中には「安さで選んだ結果、結局追加料金が倍以上かかった」「臭いが取れず何度も作業が必要になった」など、後悔の声も少なくありません。
WEBサイトや見積書などに「見積もり・作業後の追加費用は発生しない」と明記されている業者は安心です。
また、事前にしっかり現地調査を行っているかどうかも確認しましょう。
本記事は、実際の事例を交えながら特殊清掃で起きやすいトラブルを徹底的に洗い出し、回避するための知識を体系的にまとめました。
特殊清掃においてよくあるトラブルは「料金の相違・追加請求」で、現地調査を行わず電話だけで見積りを取った場合、後日汚染範囲の拡大判断により料金が倍以上になることがあります。
例えば、体液が床下まで浸透していたり、床材の撤去やコンクリート削り、防臭工事が必要になった場合などが該当します。
こうしたトラブルの背景には「作業内容や追加費用の条件があいまい」「安さ・即日対応だけで業者を選んでしまう」といった依頼者側のミスもあります。
見積書に「作業範囲」「追加費用の発生条件」を明記してもらうこと、そして安易に依頼せず慎重に業者を選ぶことが大切です。
特殊清掃で発生しやすい基本的なトラブル
特殊清掃では、料金・臭い戻り・遺品対応・近隣トラブルなど、多くの問題が発生します。まずはよくあるケースを紹介してまいります。
見積り時や契約時の料金トラブル
特殊清掃でもっとも多いトラブルは 料金の相違・追加費用発生です。見積り段階では「この金額で作業します」と説明されたのに、作業後に「実際は汚染範囲が広く薬剤が追加になった」「床材撤去が必要になった」などの理由で料金が倍以上に膨れ上がることがあります。
特に遺体発見が遅れた現場・体液が床下まで浸透しているケースでは、表面清掃だけでは処理できず、床材撤去・コンクリート削り・防臭加工などの工事費が追加になることが多いです。
・見積りが現場確認なしの電話だけで行われた
・作業内容の範囲が曖昧なまま契約された
・追加作業の料金基準が事前に説明されなかった
・「最安値」「即日対応」だけで業者を選んでしまった
依頼者として重要なのは、見積書に「作業範囲」「追加費用の発生条件」を明記させることです。口頭説明のみではトラブルの元になります。
私たち特殊清掃ステップワンでは現地調査をしっかり実施した後、お見積もりをご提示しております。
そのため、お見積もり後の追加費用は一切発生いたしません。
「臭いが取れなかった」「臭い戻り」のトラブル
特殊清掃は汚染物質の除去だけでなく、臭気除去まで行うことがポイントです。
しかし、依頼後に多いクレームが「清掃直後は良かったが、しばらくして臭いが戻った」というトラブル。
臭い戻りが起こる原因は、臭気の原因は遺体そのものだけでなく、床材・壁・配管の内部に染み込んだ体液や腐敗ガスにもあるからです。表面の消臭だけでは根本解決にならず、数日~数週間で再び臭気が発生することがあります。
原因として業者の多くは
・薬剤散布だけで消臭処理を済ませる
・床材撤去やオゾン脱臭の工程を省略
・短時間で作業し費用を安く見せる
という共通点があります。
確実な消臭にはオゾン処理・浸透脱臭・建材剥離が必要な場合もあり、その分費用や作業時間も増えます。最も重要なのは、「消臭保証があるか」「再処理費用は無料か」を契約前に確認することです。
遺品や貴重品の紛失・無断処分トラブル
特殊清掃と遺品整理が同時に行われるケースでは、遺品の扱いに関するトラブルも多発します。
「金庫や通帳がなくなっていた」「価値のある骨董品が廃棄されていた」など、家族にとって取り返しのつかない事態につながることもあります。
特に問題となるのは
・仕分け基準の共有不足
・スタッフが多く指揮系統が曖昧
・「不要物として処分していい」と誤解された
という点です。
防ぐためには、事前に
・処分してよい物の一覧
・保管する物の一覧
・金品発見時の連絡ルール
を明確に決めておく必要があります。
近隣への影響によるトラブル
腐敗臭・害虫・汚染物流出が原因で、近隣住民から苦情が入るケースも珍しくありません。特に集合住宅では廊下や換気口を通じて臭気が広がり、管理会社が動く前に近隣から自治体へ通報されるケースもあります。
この状態で雑に作業をすると
・臭いが共用部へ拡散
・廃棄物搬出でエレベーターが汚染
・深夜作業で音がトラブルに発展
など問題が複数連鎖します。
依頼前に
・作業時間の調整
・廃棄物運搬ルート
・臭気遮断の養生方法
を確認し、管理会社や隣室へ事前説明しておくことが最良の予防策です。
安心して特殊清掃のご依頼をされたい方はステップワンにお任せください
実際の特殊清掃トラブル事例の紹介
実際に発生したトラブルをもとに具体的な発生経緯と対処法を紹介します。
料金が見込みより数倍になったケース
あるワンルームで孤独死が発生し、清掃費用は 8万円程度と見積りされたため依頼。しかし、作業後に提示された請求書は 約35万円だった。
理由は「床材の下まで腐敗体液が浸透しており剥離作業が追加になった」とのことでした。
本来であれば見積時に
・床材撤去の可能性
・追加費用の発生条件
を説明すべきですが、業者は口頭説明のみで契約書もなし。依頼者は納得できずトラブルに発展しました。
臭い戻りが重なり何度も作業に呼ばれたケース
一度は清掃が完了し引き渡しされたものの、1ヶ月後に再び遺臭が発生。業者へ連絡すると「再消臭は追加料金」と言われトラブル化した例です。
原因は、初回作業で床表面のみ清掃し、壁面内部の腐敗ガス除去を行わなかったため。結果的に依頼者は別業者に再依頼し、トータルコストは2倍以上に。
遺品整理時に貴重品が紛失したトラブル
遺族が探していた印鑑と通帳が見つからず、業者が廃棄したと疑われ揉めたケースです。業者側は「不要品扱いと聞いた」と主張し平行線に。後日、別の段ボールから見つかったものの、契約は破棄になりました。
特殊清掃トラブルを回避するためのポイント
依頼者が意識するだけで多くの問題を防げます。
見積書や契約書で文書化する
すべては書面化がトラブル回避のポイントです。
・作業範囲
・料金内訳
・追加費用の条件
・再作業保証
これらが書面になければ後から証明できません。
作業実績を確認する
経験が浅い業者は作業の見通しが甘く、結果的に追加料金や臭気残留につながります。ホームページで実績数・写真・専門資格を確認しましょう。
作業内容を明確にする
「どこまでやってくれるのか?」を曖昧にしないこと。清掃だけなのか、消臭・害虫駆除・遺品整理は含むのか。契約の段階で言語化しておくほど後悔は減ります。
料金や見積もりの注意点
特殊清掃の料金は現場状況で大きく変わります。
料金相場と変動要因
| 項目 | 相場価格 |
| 特殊清掃(1K~1DK) | 60,000~200,000円 |
| オゾン脱臭 | 30,000~120,000円 |
| 床剥離・原状回復工事 | 100,000~500,000円 |
| 遺品整理(1K) | 40,000~120,000円 |
料金が変動するのは
・遺体発見までの日数
・汚染範囲(床・壁・配管)
・害虫発生の有無
・作業人数/日数
が主因です。
見積もり時に注意すべき追加項目
見積書で必ず確認すべき項目です。
・「消臭作業の回数」
・「再作業保証の有無」
・「床剥離・原状回復工事が必要な場合の料金」
・「遺品整理の廃棄費用」
・「追加が必要になったらいくら増えるのか?」
ここまで書ける業者は信頼できます。
特殊清掃の料金相場はこちらをご覧ください
特殊清掃業者の選び方
信頼できる業者選びのチェックリスト
✓ 実績数が公開されている
✓ 写真付きの施工事例が豊富
✓ 契約内容を書面化する体制がある
✓ 訪問見積りで汚染範囲を確認してくれる
✓ 追加費用の説明が明確
✓ 消臭保証の有無を回答できる
2つ以上×が付く業者は危険です。
特殊清掃業者の選び方はこちらもご覧ください
依頼から作業完了までの流れ
特殊清掃業者の依頼から完了までの流れです。
①現場確認・見積もり
②作業範囲と費用の書面合意
③汚染物除去・遺品整理
④消臭・薬剤処理
⑤必要に応じ床撤去・原状回復
⑥再消臭の確認後に引き渡し
「再消臭確認」まで行う業者は優良と言えます。
まとめ
特殊清掃は専門作業であり、事前の知識がないまま依頼すると料金・臭い・遺品・近隣対応などのトラブルが起こります。
本記事のチェックポイントを押さえ、見積り内容・契約書・作業範囲を明確にできる業者を選べば、後悔しない依頼が可能になります。最も重要なのは「安さ」ではなく信頼性で選ぶことです。







